fc2ブログ

ウィルスは存在しない

ここ数年、世界中に流行したウィルスと言われる病原体
政治も含めて真実が何だったのかは未だに分かりませんが
自分の病気や医学に対する考え方が大きく変わったのは本当で
そのきっかけは脳外科医である崎谷博征先生の本
「ウィルスは存在しない」と「ハチミツ自然療法の全て」がきっかけでした。

コロナウィルス騒ぎとワクチンの危険性などは他にも多くの本が出ていますが、
崎谷先生はそもそもウィルス病原説を否定していて、
私たちが人から人へ感染すると思い込んでいるウィルスなるものは、
体の中で処理できない様々な有害物質やゴミの1種であり
たまたまそこに遺伝子の一部を含むものを電子顕微鏡で観察し、ウィルス感染したと言っているに過ぎないと。
細胞から排出されるこのゴミのことをエクソソームと言っています。
そして、病気の原因は他からの病原体によるというパスツール説をバッサリと否定しています。

つまり病気の原因は外ではなく体内の環境悪化によってゴミ処理ができなくなることによる
毒性物質の蓄積によると言うことです。
エクソソームを大量に排出すれば周囲の人にも影響が出ることはあるかもしれませんが
基本的にはゴミ処理する免疫力があれば症状は出ないということです。
自然界の中に人から人へ移るウィルスというものはもともと存在しないと。

これが真実なら、AIDSもコロナも、ヘルペスだって恐れることはありませんし、
ワクチンなどまったく無意味なわけです。
恐れるべきはゴミ処理ができなくなった自分の体です。

ヘルペスなども疲れが溜まると出てくることが多く、人に移ると言われていますが
いくら接触しても移らない人は移らない。
ゴミ処理能力があるということです。

崎谷先生のおっしゃるゴミ処理能力とは、いわゆる腸内細菌を整えて免疫力を上げるという
一般論とは少し違っていて、これまでの医学の常識をぶち破るものです。

全ての病気は自分の中で作り出すという考えはスピリチュアル界でもよく言われることですが、
崎谷先生はこれをリアルサイエンスで全て引用文献をつけて科学的に理論立てて説明しています。
全ては自分次第だということです。

私にとっては衝撃的な意識変化でしたが、自分の体の変化を観察すると否定できない事実でした。

様々な食事療法、運動やメンタル療法などでもなかなか体調が良くならない方、
思い込みが強く一つの健康法に拘ってしまう方など、
一度、崎谷先生の本を読んでみていただきたいと思いました。

顎と全身の関係(その2)

私の辛い歯科通院の経験の続きです
噛み合わせ治療中にはちょっとした上下の噛み合わせの変化によって体調が変化します。

私は特に敏感で、最近長年上手く食べ物を噛めなかった左奥歯を調整してしっかり噛み合うように
した途端、左側の首、こめかみ、下顎などが緊張して痛くなり、次第に左腕や背中、腰まで
重苦しい痛みを感じました。私の場合、痛みだけでなく呼吸のしにくさや動悸も出てくるので
我慢できなくなってしまいます。
1年前に知り合った歯科の先生がこの症状をとてもよく理解してくださって現在も通院中です。

具合が悪くなって緊急で診ていただくと、先生は慌てることなくなぜこうなるのかを
説明してくれました。
私の場合、あまりにも顎のずれがひどく、長期間左側の咬筋群を使っていなかったため
まだ正しく動かすことができず、上下の歯が不快な位置でぶつかり、それが脳にも危険信号として
伝わって神経伝達がおかしくなっているということのようです。
歯には全く触れずに、首や顔の筋膜を優しくほぐしていただきだいぶ楽になりました。
その後は姿勢や食事の噛むバランスに気をつけて少しずつ今の噛み合わせ
に脳や筋肉の動きを慣らしていくしかないようです。

それにしても、噛むことがこんなに全身症状と関係するなんて、あまり知られていませんし、
原因不明と言われる種々の不快な症状が、実は噛み合わせや顎の位置のずれと関連があることが多い
のではないかと思います。
特に女性に症状が出やすく、最近問題になっている線維筋痛症の原因はかなりの確率で
噛み合わせの異常であることが分かってきています。
スポーツ選手などはマウスピースを作って噛み合わせを整えると成績が上がると聞きますが
もっと全身の機能に関わる大切なポイントではないかと思います。

私の場合ストレスがかかると無意識に噛み締めてしまい、そこから急に体調不良となること
を繰り返してきたため、ちょっとしたパニック障害的なものか?自律神経失調症?何かに憑依されたのか?
などと悩んできましたが原因は噛み締めによる下顎の位置異常だということでした。

噛み合わせに問題のない元気な方が羨ましく思いますが、美容目的で簡単に歯列矯正したりすると
体調に影響することがありますので、特に子供の歯列矯正などは慎重にされてください。


顎と全身の関係

長年、歯の噛み合わせによる体調不良で悩んでいた私。
やっと噛み合わせや顎の位置が全身の機能と深く関係することを理解してくれる
先生に出会い、現在も治療中です。

大切な事は、単に上下の歯がきちんと噛み合うということではなく、
それによって誘導される下顎の位置の変化が問題ということです。

噛めないからと言って歯を削って調整することを続けていれば、
徐々に顎の位置がずれてしまうことがあり、
これに気づかない歯科医に通い続けると原因不明の体調不良が起こる場合がありますが、
全身のあらゆる症状を伴うため、すぐには歯科治療との関連に気づきにくいことも多いと思います。

特に支える筋肉の弱い私のような女性は要注意です。
体のバランスが崩れて頭痛、首や腰の痛み、めまいや動悸などあらゆる症状が出ますが、
顎の周囲は自律神経が集中しているため、内蔵、特に胃腸の働きなどにも悪影響がでてきます。

そして何より恐ろしいのは顔のたるみが徐々に進むこと。
血流も悪くなるので肌がくすみますし、噛み締めのために咬筋が緊張して表情筋が硬くなり
顔の下半分が膨らんで下がってしまいます。

噛み合わせを整えて顎の位置を正すことは、体調だけでなく美容にもとても大切なことなのですが
一般的にはあまり認識されていません。

全ての方に起こるわけではありませんが歯科治療をきっかけに体調を崩すことは少なくありません。
今後は歯科治療が体に及ぼす影響がどんなに大きなものか広く認識されてほしいと思います。





「歯は命」の話

色々な健康法について考える時、歯や噛み合わせを第一に思い浮かべる事はあまりないかもしれませんが、
私にとって噛み合わせが狂うことによる体調不良をいかにコントロールするかは大きな課題でした。

子供の頃から甘いお菓子が好きで親からも甘やかされ、好きなだけお菓子を食べていた私は
小学1年生ですでに虫歯だらけだった記憶があります。
一応歯医者に通って治療しましたが、詰め物だらけで噛み合わせや歯並びは非常に悪い子供でした。

いつも元気で外で遊ぶのが大好きだったのですが、食が細くて好き嫌いが多く、
時々体がものすごくだるくなって朝起きられないことがあったのを憶えています。
今なら低血糖症と噛み合わせの異常による倦怠感だということがわかりますが
当時は子供ながらに、風邪でもないのに何故突然体調不良が起こるのか、
自分でも不思議に感じていました。

今では歯の噛み合わせが体の状態に大きく影響するということを理解する歯科医も増えていますが
50年前はそんな認識もなく、ただ虫歯を削って金属を被せるという治療が普通です。

噛み合わせが狂うと顎の位置がおかしくなりますが、下顎の動きは頭蓋骨や頚椎と連動しますから
バランスが悪いまま噛み続けると神経や血流の流れもおかしくなります。
その症状は肩こりや首の痛みといった一般的な症状だけでなく、自律神経失調症や甲状腺ホルモン異常、
線維筋痛症など原因不明の全身性疾患を引き起こすこともあるようです。

大人になって食事や環境、ストレスとの向き合い方などを学びそれなりに体調のコントロールが
できるようになっていましたが、噛み合わせの狂いによる体調不良には時々悩まされていました。

そしてついに今年出会った歯科医の秋山先生の治療法で、長年悩まされた症状がかなり改善されてきています。
それは噛み合わせを調整するために歯をいじるのではなく、まず下顎の位置を安定させ、
その位置を脳と体に完全に覚えさせてから、そのベストな位置で噛めるように
初めて歯の治療を開始するという流れです。
逆に安易に最初に歯を削って調整してしまうと、そこからまた噛み合わせが狂って
繰り返し体調不良を起こしかねないということのようです。

下顎の移動にはスプリントを使いますが、初めは体がねじれているのでいきなり正しい位置に戻すと、
頭痛やめまいやお腹の張り、腰痛など色々な症状が出てきます。
だんだん身体がその位置に慣れてきて症状が治まり、スプリントが誘導する位置で下顎が安定していきます。

日常の姿勢もとても大切で、姿勢を正すだけで肩こりや頭痛、動悸、めまいや逆流性食道炎の症状などが
改善されることもあります。
おそらくコロナ禍でPCを見る時間が大幅に増えて慢性的な猫背になっている人が多く、
今はそこから体調不良になっている方もかなり多いのではないかと思います。

姿勢、顎の位置、噛み合わせ などが健康を維持するのにどれだけ大切か。
あまり注目されない視点のような気がします。

秋山先生は
「僕たち歯科医仲間では歯1本で人を殺せると言ってるんだよ」と冗談っぽくおっしゃいます。
私の実体験からも納得です。「歯は命」は本当でした。





7月18日(月)15時~
以前サンキャチャーの展示販売をしていただいたkirariの千秋さん主催で
「ウィンドルモア&ブリスボール」のライブを開催いたします。
詳細、お申込みはホームページトップにある「お知らせ」からご確認下さい。




遅延型アレルギーとは

今年は北海道も暑い日が続いていますが、
東京のべたべたする夏を知ってる私には、
日差しが強くてもカラッとしたこちらの夏は過ごしやすく感じます。

今年は暑さや様々なストレスで、体調を崩す方が多いかもしれません。
特にお腹(腸内)の健康を保つ事がこれからは特に大切だと思います。

昨年から胃腸の不調が続いた事もあって、先日食物アレルギーの検査を受けてきました。
これは一般的に知られる蕁麻疹やアナフィラキシーなどの即時型アレルギーではなく
遅延型アレルギーを見つけるものです。

遅延型アレルギーとは、食べた直後ではなく数時間~数日経った後に
だるさや眠気、お腹の張りなどアレルギーとはわかりにくい症状としてあらわれるものです。

アスリートが自己能力を高めるために検査することもあり、
テニスのジョコビッチ選手がグルテンの遅延型アレルギーで、
グルテン除去食にしてから集中力が増して、成績がどんどん上がったという話は有名ですし、
大リーグの大谷翔平選手は、最近卵に遅延型アレルギーがあることがわかり、
毎日食べていたオムレツを止めたという話もあります。

好きでよく食べているものに遅延型アレルギーがみつかることも多いようです。
私は卵白とエンドウ豆、それに大麦と醸造用酵母でやや強い陽性反応が出ました。
卵は卵黄よりも卵白で陽性に出やすいとのこと。

卵もエンドウ豆も毎日は食べませんが、気にしていなかったのでアレルギーがあるなんて驚きました。
問題は大麦と醸造用酵母です。
たしか大麦は麦芽の原料なので、まさにビールがダメということに、、、
お酒はあまり飲めないのですが、ビールは好きで少量ですがほぼ毎日飲んでいただけに
ちょっとショックでした。

アナフィラキシーや蕁麻疹などの強い症状をおこすわけではないので、
完全に除去するというより、自分の体質を知って
普段はできるだけ控えるようにするのが現実的ではないかと思います。

ストレスや添加物などで腸に炎症があると、
消化が不完全なまま吸収されて(リーキーガット)アレルギー症状がでやすく、
また腸の状態が改善すると結果も変わってくるようです。

食後や翌日のお腹の張りや異常な眠気、だるさなど感じている場合、
何らかの遅延型アレルギーを持っていることも多いので一度検査を受けて確認するのも
QOLの向上や健康管理に役立つと思います。

遅延型アレルギーは今のところ保険適応がなく自費扱いで、検査できる医療機関も限られますので
費用など確認してから行かれる事をおすすめします。






プロフィール

MIZUE

Author:MIZUE
────────────────

皮膚科医 女性

北海道生まれ
この度再び東京へ戻りました。
小樽での経験を生かしながら今後はサロンを東京へ移します。

激動の今の時代を乗り切るため、大切なのは心身の健康です。
自分の経験に基づく色々なアドバイスを発信して行きます。

サロン・ド・プラージュ
http://www.plage-clinic.com/

────────────────

検索フォーム