2018/10/27
音の振動
2年ほど前から、アイリッシュハープを習っています♪
月1度東京に来る先生に合わせて予約をとるのでレッスンは数ヶ月に一度くらいしか受けられないのですが、
それでも時間のある時にちょっとずつ練習していまして、ついに来月コンサートで
演奏させていただくことになりました♪演奏といっても皆で弾く合奏です。^^v
先生の教え方は独特で、正確に譜面どうりに弾くことよりも、
気持ちよく弾くこと、音を自分の身体に響かせる事、
子供のころの安心感を思い出して、リラックスして、、ということを毎回徹底的に言われます。
というか、いわゆるテクニック的な弾き方はほとんど教えてくれません。
数ヶ月に一度行くたびに、まず身体をほぐし、指をほぐし、心をほぐして
「失敗したらどうしよう」の恐怖「うまく弾かなきゃ」の意識を捨てて下さい。。。といわれ続け。。。
いまだにうまくは弾けておりませんが^^; 自分の体に音を響かせるという感覚はなんとなくわかってきました。
先生いわく、アイリッシュハープは大きなグランドハープとは違い、人に聴かせるためではなく、
まず自分の体に響かせて自分が癒され気持ちよくなって、その振動が聴いてる人に
伝わって行くものだそうで、どちらかというとヒーリングに使うライアーに近いのかな?と思います。
昔のケルト民族は具合の悪い人を中心にして囲み、ハープを奏でて治療したともいわれています。
振動による癒しは、私が施術に使っている音叉もおなじで、物理的な力や薬の化学反応とは
まったく別世界での自然な効果が得られるものです。
初めて体験レッスンを受けた時、目の前で先生が弾いてくれた「メモリアル」という曲に感動して泣きそうになりました。
子供の頃カーテンを外して体に巻き付けドレスにして踊ってた事、母と手をつないでお菓子を買いに行った時の事など
普段忘れていた小さな頃の一場面を鮮明に思い出して、懐かしくて暖かい気持ちになりました。
「そういえばあの頃って恐いもの何もなかったなぁ」 「いつもウキウキしてたなぁ」とか思ったりして。
そんなすばらしい音色を奏でる先生と、ちょこっとでも一緒に演奏させていただけるなんて、
嬉しくて今からとても楽しみです。
演奏する皆さんにあまりご迷惑がかからないよう、練習がんばらなくちゃ🎶